
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
50周年の記念事業が段々進んで来ました。
この日は「ふいご」を使って道具を焼くところを動画で撮る作業でした。

「ふいご」をネットで検索すると、
「「ふいご」とは、火をおこすために空気を送る装置です。炭などの燃料を高温で燃焼させるために使用され、伝統的な製鉄や金属加工業に不可欠な道具でした。木製の板や蛇腹、動物の皮、ピストンの筒など、さまざまな種類があります。 」
って出た。
ワシはてっきりコークスが燃えている方の事が「ふいご」だと思っていた。
このふいごで風を送りコークスを燃やして鉄製の道具を焼いている動画を撮る作業をしました。

コークスとは
「コークスは、石炭を高温で蒸し焼きにして作られる高純度の炭素質の燃料です。主成分は炭素で、製鉄業における鉄鉱石の還元剤として不可欠なほか、鋳物用燃料、その他燃料、炭素材製造用原料などにも幅広く利用されます。」
この焼いた道具を使って石を加工する所を動画に撮って琵琶湖博物館に寄付すると言う流れです。
この鍛冶屋仕事、
ワシが岡崎の修業時代ワシの行っていた店だけが毎日火をおこしてノミを焼いていました。
なのでノミと後少しの道具は焼いた事があったので焼けるのですが、
焼いた事の無い道具も加工の時に使うので焼く事に。
知り合いの鍛冶屋の出来るヤツにやり方を聞いて焼いてみました。
初めてなんでなかなか難しい。
でも何とか焼けました。
もう何回か焼くと良いんですが時間もないのでこんなもんで(笑)
手順は間違いないのでそれで良いかなと。
会長のこだわりがありすぎてなかなか終われませんでしたが
何とか一日で取り終えました。
次回は加工の動画撮影です。
ワシが作るんですが、
今の道具と違う今日焼いた道具。
ノミと後少しの道具は岡崎の修業時代に使っていたので大丈夫なんですが、
タタキと言う道具は初めて焼いたやつを使う。
どんな感じかも分からないし、
どんな仕上がりになるかも分からない。
一番最後の仕上げの「小たたき仕上げ」
にも使う。
どうなるか分かりませんがやるだけやらないと。
作るのに不安もありますが楽しみでもあります。
仕上がりがどうなるか楽しみです。
がんばろう!

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