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「滋賀県石材組合連合会の無縁仏石受け入れに行って来た!」

「滋賀県石材組合連合会の無縁仏石受け入れに行って来た!」

創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

この日朝から滋賀県石材組合連合会の無縁塚に、

引き上げてきた墓石を持って行きました。

2日前に取りに行った墓石と、

家に置いてあった墓石を積み込み出発です。

この量の墓石、

どうやって降ろそうかと考えながら出発です。

(上の写真は法要の時の写真です。)

到着するとすでにもう来ている他の石屋さんがいた。

ワシのトラックの荷台見てビックリしとった(笑)

ワシより三つ下の石屋さん。

ひそかに手伝ってくれんかなぁ

と淡い期待を(笑)

やっぱり自分の降ろして金払ったら、

とっとと帰っていきやがった。

まあこの量見たら誰でも帰るわなぁ(笑)

一人でコツコツ降ろすしかない。

一応墓石の下にシートが引いてあり、

そのシートの四隅にひもが付いていて

クレーンで釣れるようになってある。

なのでそれでつって降ろそうと思っていたんですが、

「こっちとこっちに分けて降ろして。」

っと指示が出た。

アカンコツコツするしかないなっと言う場所。

何本かかためて吊っていたんですが、

なんせ量が多い。

結局2時間位かかって降ろし終わりました。

この量の墓石や一石五輪塔などを見てこの無縁塚の土地の持ち主の石屋さんが、

「古戦場の跡か戦で死んだ武士の供養に建てられたものかもなぁ。」

と言われた。

ワシも納得した。

なんせ織田信長がいた安土。

「あり得るなぁ。」 

と思った。

それに石が全部岩倉石と言ってうちらが住んでいる所の近くで取れている石。

古い石製品はその石が使われている事が多い。

文化財級の石製品もある位。

「一度考古博物館なんかで見てもらったらどうや。」

って言われた。

なるほどと思ったけど。

もう無縁塚に持ってきたし、

もうちょっとしたら石材組合の青年部が整理に来る。

どこに並べるかも分からない。

「もっと早くこの話を聞いていたらなぁ。」

って思う。

さてどうしよう?

お施主様はこの話を一回してみようと思う。

なんかワクワクする話やなぁと思う。

どうなるかは分かりませんが。

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