こんにちは!
滋賀県近江八幡市で、
創業天保元年から6代続く石屋、
兼子石材店の店主・兼子裕司です。
自己満足かも分かりませんが、
ものづくりが大好きで、42年間石屋をやってきたワシの経験と思いを書いているブログです。
皆さん、お墓参りに行かれた時、
お花を供える花筒のことを考えられたことはありますか?
普段は何気なく使っている花筒ですが、
昔と今では使われている材質も変わってきました。
今ではステンレス製の花筒が多いと思います。
丈夫で長持ちするステンレス製ですが、
実は欠点もあるんです。
今日は、
「お墓の花筒は、ステンレス製が良い?」
について書いていきたいと思います。
昔のお墓には、
プラスチック製の花筒が使われているものもありました。
しかし、長年使っていると割れてしまうことがあります。
ワシも今までに、
プラスチック製の花筒をステンレス製に交換してきました。
片方の花筒が割れた場合でも、
片方だけ交換するのではなく、
左右両方ともステンレス製に交換されるお客様が多かったです。
今では、ワシの店でもステンレス製の花筒を使っています。
花筒の大きさは一種類ではなく、
お墓の大きさに合わせて変えています。
これは親父がやっていた頃から変わっていません。
では、ステンレス製にすれば何も問題がないのか?
そんなこともありません。
ステンレス製の花筒にも欠点があります。
それは、真夏の暑さです。
真夏の炎天下に置かれたステンレス製の花筒は、
火傷するんと違うかと思うぐらい熱くなることがあります。
お墓参りで花筒を取り外そうとして、
その熱さに驚かれた方もおられるのではないでしょうか。
特に夏場は、花筒を取り外す時に気をつけていただきたいと思います。
それから、ステンレス製ならどんな商品でも同じなのか?
ワシ自身は今まで経験したことがありませんが、
ステンレス製の花筒の中には、
底が抜けてしまう商品もあったと聞いたことがあります。
ステンレス製だからといって、
何でも同じというわけではないようです。
もう一つ、花筒で大切だと思うことがあります。
それは、簡単に取り外せることです。
お花を交換する時には、
古い水を捨てたり、花筒の中を洗ったりします。
そんな時、簡単に取り外せる方が使いやすいですよね。
また、今では石の花立にも水抜き穴を開けています。
以前、古いお墓の修理について書いたブログでも、
お墓を建てる時、
石の種類やお墓の形は色々と考えられると思います。
でも、花筒のことまで考えられる方は、
あまりおられないのではないでしょうか。
花筒は、お墓参りのたびに使うものです。
普段はあまり気にすることのない小さな部分ですが、
使いやすさも大切だと思います。
これからお墓を建てられる方は、
花筒のこともちょっと気にしてみてください。