色んな墓地で仕事をしてきた。
古い墓地やお寺には
色々な古いお墓が建っている。
もちろん新しいお墓も建っています。
色んなお墓があってそれを見るのも楽しみの一つです。
それに勉強にもなります。
今回は、
「墓地で目につくお墓」
について書いて行きたいと思います。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
墓地に入った瞬間一番目に付くのは
昔に建てられた大きなお墓です。
でも、
ワシが一番気になるお墓は違います。
兵隊さんのお墓も背が高いお墓が多いんですが、
それよりも大きい。
もちろん見上げないとダメなくらい背の高いお墓が建っている所があります。
「昔はどうやって建てたんやろう。」
「どうやってここまで運んだんやろう。」
職業柄、そんな事を考えてしまいます。
それに古いお墓なんで基礎工事がしていない。
なので傾いている大きなお墓もあります。
横を通らないといけない時は、
倒れてこない様にと願いながら
ビビリながら通っています(笑)
もちろん高級なお墓があればそれにも目が行きます。
形だけ立派なお墓はあんまり興味が無いんですが、
やはり高級な御影石を使って建ててあると見てしまいます。
昨日のブログにも書いたように、
石目が揃っているか気になったりします。
でも一番気になるお墓は、
新しい仏花が供えてあるお墓です。
綺麗に掃除され、
まだ線香の香りがし、
ローソクの火が付いてあると
「今までお参りされてたんだな。」
って思えて余計に嬉しくなってきます。
大きなお墓や高級なお墓は
確かに目について、
ついつい見てしまいます。
でもお墓はそう言う物ではありません。
いくら大きくても高級でも、
手を合わせてもらってこそ、
お墓は本当の役目を果たすのだと思います。
やっぱりお参りされているお墓を見ると、
ご先祖様も大事にされているなぁ。
それにお墓も大事にされているんだなぁ、
って思います。
それがワシが建てさせて頂いたお墓なら、
本当に嬉しくなります。
お墓は、手を合わせてもらってこそ本当のお墓だと思います。
家族みんなで手を合わせ、
ご先祖様に会いに行く。
そんな時間を大切にしてもらえるお墓が、
ワシにとって一番価値のあるお墓です。