墓地へ行くと、

うちで建てたお墓はもちろん気になります。

でも実は、

他の石屋さんが建てたお墓も気になって仕方ありません。

仕事が終わると、

ついつい色々なお墓を見てしまいます。

今日は、

「石屋はお墓のどんなところを見ているのか?」

について書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

ワシの場合は

一番最初に石の種類を見ています。

どこのどんな石か

その使われている石のランク(等級)はどれくらいの石か、

それが一番に目につきます。

国産の石なら、今の石の状態も分かります。

もし同じ石で注文が入れば、

参考にもなります。

その次は石目が揃っているかです。

石目とは、石に入っている模様や流れの事です。

「石目が揃う」とは、

どう言う事かと言うと、

お墓は何種類もの石が組み合わされて

一つのお墓になっています。

その全部のパーツの石目が揃っているか

という事です。

やはり全部石目が揃っていると綺麗です。

でも、そんな事を思っているのは石屋だけかと思います(笑)

なかなか一般の方には分かりにくい所やと思います。

その次に文字の彫り方です。

自分では難しいと思う彫り方に、一番目が行きます。

色々と見て勉強です。

その他にも、変わった工夫がしてあると、

もちろん目が行きます。

「ワシならこうするな」

とか勝手に思いながら見ています(笑)

他の石屋さんと一緒の時だと

色々と意見交換が出来ますし、

一人より二人。

二人より三人

の方がいろんな意見が出てきて楽しいものです。

ワシと違う目線で見ている事もあるので

ワシにとってもいい勉強になります。

でも見る目がある石屋さんと一緒やないとダメですが。

建ってしまったお墓なんで

基礎工事や据え付け方を見る事が出来ません。

なので、どうしても完成した見た目に目が行きます。

うちよりいい石を使ってないかな?

とか

うちより丁寧な仕事をしていないかな。

うちも負けていられないな。

と言う所です。

他の石屋さんには負けたくないので、

色んな勉強をしなくてはなりません。

少しでもいい石のお墓を提供できるように

勉強していきます。

ワシの自己満足かもしれません。

でも、その自己満足が、

お客様に少しでもいいお墓をお届けする事につながると思っています。

これからも勉強を続け、

少しでも長く安心してお参りできるお墓を建てられるよう精進していきます。