お墓を建てさせて頂いた後の

初めてのお参りが

性根入れ(開眼供養)

この頃は立ち会う事が増えてきた。

初めは都会や従業員さんの多い石材店だけが立ち会うものやと思っていました。

でもこの頃は、

そんな事は関係なく立ち会うようになってきた。

今日は、

「開眼供養に立ち会った時の事」

について書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

「開眼供養」は、

お墓を建てた後の初めてのお参りになります。

ワシらが住んでいる田舎では、

立ち会ってくれって言われる事がほぼなかった。

それがこの頃

「立ち会ってくれ。」

って言われる事が増えてきた。

立ち合いに行っていつも思う事が、

お施主様は、

ホッとされている様な感じがします。

誰を見てもそう見えるんです。

大きな買い物ですし、

やっとお墓が出来た、

やっと開眼供養や、

と言う安堵感からくるものだと思います。

ご親戚の方もお参りに来られて、

みんなで和気あいあいとされているのを見せてもらうと、

ワシも嬉しくなってきます。

「立派な墓やなあ」

そう言ってもらえると、

ワシもなおさら嬉しくなります(笑)

それに色々とご先祖様の話も聞けて、

いつも「面白いな」って思います。

新しいお墓が出来た事を喜び、

ご親戚同士でご先祖様の思い出を話をされている。

そんなにぎやかな時間をご先祖様も

きっと喜んでおられると思います。

石材店がこの開眼供養の時に、

お供えからお仏花、線香ローソクまで用意している所があります。

お施主様は何もしなくていいので楽やと思います。

ワシもやってくれと頼まれれば用意もしますが、

これはお施主様のご先祖様の事。

亡くなった方が好きだった花は何やろう。

好きやった食べ物は何やったやろう。

そんな事を考えながら買い物をする。

ワシは、その時から供養は始まっていると思っています。

石屋が供養するのではありません、

お施主様達がご先祖様の供養をするのです。

何でも便利なのも考え物だと思う所です。

「そんな考え方は古いんでしょうか。」

でもワシは、

「なんか違うんやない。」

って思っている事です。

ご先祖様も他人に供養してもらうより、

子供や孫たちに供養してもらった方が

嬉しいのではないでしょうか。

便利になる事は悪い事ではありません。

でも、ご先祖様を想いながら花を選び、お供えを選ぶ時間は、

お金では買えない供養の時間やと思います。

開眼供養は、お墓が完成する日ではなく、

ご先祖様への想いが形になる日なのかもしれません。

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