岡崎で修業した頃の同期から、狛犬製作の依頼を頂きました。

全国石材技能士会の理事会で

5,6年前からまた会うようになった

兵庫県篠山市の(株)森田石材店の社長から、

注文をもらいました。

ちなみに社長の弟は、

ワシも所属している一般社団法人日本石材産業協会の会長です。

なので兄弟二人ともよく知っているんです。

岡崎の修業時代の友達に仕事の依頼をしてもらえて

ありがたい事です。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

今回作るのは、初めて挑戦する「丹波佐吉」の狛犬です。

まず初めに狛犬の寸法を測りに行って来ました。

写真も結構な枚数撮ってきました。

200枚は超えていました(笑)

フイルムの時代やったらこんなに撮ってないのと違うかな(笑)

寸法を作る寸法に直して

石の発注です。

測りに行った狛犬の高さが2尺5寸

今回作る狛犬の高さが1尺5寸です。

今回は庵治石で作らせてもらいました。

職人しか分からない感覚ですが、石には「硬さ」だけではなく「粘り」があります。

細かな所まで綺麗に仕上がるので

彫刻には持って来いの石です。

実際に加工してみないと分からない事ですが、

その理由は「硬さ」だけではありません。

加工をすると分かるんですが石によって色んな硬さがあります。

それに粘りです。

これも加工する人にしか分からない感覚だと思います。

簡単に言うと角が綺麗に出る

細かな加工もきれいに出来る

という事です。

分かりにくい説明やと思いますが(笑)

石は一般社団法人日本石材産業協会で知り合った

(有)中村節朗石材さんに頼みました。

石がどこで取れたか分かる

「産地証明書」も一緒にお願いしました。

この庵治石は本当に良い石なんですが、

一つだけ欠点があります。

お墓同様

庵治石は品質が良い反面、

切ってみないと分からないキズが比較的多い石でもあります。

庵治石を彫刻で使う時は、

「うちの工場で切ったらキズが出た」

となると、

・石を頼む

・切る

と言う事を繰り返さなければなりません。

時間のロスとリスクを考えて

六面切ってから送ってもらうのです。

石が到着したら

石に絵を書きます。

寸法は図ってありますが、

図りにくい所もあるので、

絵を書いて微調整します。

そして機械で粗切りをします。

大まかに切るという事です。

動画です。

今回はここまでです。

次回はいよいよ石を彫り始めます。

少しずつ狛犬らしい姿が現れてきます。

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