お墓は建てた時が一番きれいです。

外に建てるので雨風や太陽の光で

表面の色やツヤが変わって行きます。

こればかりは、どんなにすごい職人さんが作っても、

自然の力にはかなわないという事です。

今日は、

「建てた時が一番きれいなお墓ですが、

10年後、20年後のお墓について。」

という事を、

書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

どんな物でもそうですが、

建てたばかりのお墓は、

ツヤもあり、とても美しい状態です。

雨風や太陽の光で、

お墓の表面は段々劣化していきます。

磨いた面のツヤが落ちてきますし、

表面が太陽の光で焼けてしまいます。

こればかりは、食い止めようと思っても、

どうしようもない部分です。

しかしお墓を建ててから10年、20年たっても防げることは色々とあります。

お墓は重たいものです。

しっかりした基礎工事で、お墓の傾きが抑えられます。

よほど地盤が悪い所は別ですが、

ちゃんとした基礎工事をしていたら、

大きく傾く可能性はかなり低くなると思っています。

地盤が悪い所でも、

地盤調査から始めて、

それなりの基礎工事をしたら、

そんなに傾くことはないと思います。

あとは目地の劣化です。

この頃は目地にコーキングボンドを使っています。

何時頃劣化していくのか分かりませんが、

これも年月とともに劣化して行ってると思います。

近年は強い日差しや暑さの影響もあり、 

屋外にあるお墓には厳しい環境になってきたように感じます。

自然の力に対抗するのは難しいのではないでしょうか。

それに家の様に毎日掃除する事がありません。

水垢も徐々に付いて来ると思います。

一回付き始めると、

時間の経過とともに濃くなっていき、

ちょっと擦ったぐらいでは水アカはおちません。

長年使っているうちに、

色んな所がダメになって来ると思います。

初めにどれだけの事がやっておけるかが、

一番大事な事だと思います。

いい石材店探してもらい、

長い間持つお墓を作って頂きたいと思います。

建てた時はいいに決まっています。

その後が大事なんです。

後々職人の仕事の良し悪しが分かってくるのです。

建てた時はどのお墓もきれいです。

しかし、本当の違いが見えてくるのは10年後、20年後。

お墓は子から孫へ、

先祖代々受け継がれていくものです。

だからこそ、

「建てる時の仕事」が一番大切なのではないでしょうか。