梅雨が明けると、
とうとう暑い夏がやってきます。
夏が来るとお盆です。
お墓参りです。
その前に、
お墓の掃除をしなければいけません。
間違った掃除の仕方をしていませんか?
今日は、
「お墓の掃除の仕方。」
について書いて行きたいと思います。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
まず一番に、
天気が良い日だと、
石やステンレスの金具が熱々になっています。
「火傷するかも!」
って言う位熱いので気を付けて下さい。
特に黒系の石。
急激に冷やすと石によくありません。
以前昼間にカンカン照りで石が熱くなりすぎて、
いきなり夕立が来て一気に冷やされて
「石が割れた」
って言う事を聞いた事があります。
黒石でしか聞いた事が無いんですが、
気を付けて下さい。
それに暑くなるのでなるべく朝や夕方の掃除が良いと思います。
掃除に行かれたら
先ずは草むしりからやと思います。
土のままにしておられると草むしりが大変ですが、
「絶対除草剤はまかないでください!」
石のツヤがすぐに無くなります。
撒き続けていると
石がボロボロになって行きます。
同じく草が生えないようにと、
塩をまかれている方もおられました。
これも除草剤と一緒の様になるので
やめてください。
ワシも実際に除草剤や塩でツヤが無くなったお墓を見た事があります。
草は大変ですが手でむしるしか方法はありません。
草が生えないようにコンクリートを塗っておられていても、
年月が経つうちにホコリがたまり草が生えてきます。
でもこの場合は、
もちろん手でむしらないといけないんですが、
コンクリートがあるので簡単に草が抜けます。
周りが終われば本体です。
一度ホコリを落とすのに水をかけて下さい。
その後に柔らかいタオルで水拭きをします。
絶対タワシなんかでこすらないで下さい。
キズが付きます。
目には見えない様なキズですが、
続けてやっていると
磨きのツヤが早く落ちてしまいます。
絶対に柔らかなタオルです。
その後カラ拭きをしておくと
なおいいと思います。
これも絶対に柔らかなタオルにして下さい。
タワシが使えるのは、
滑らないようにザラザラに加工してある所だけです。
水垢なんかも取りたいと思いますが
これは一般の方には厄介な事です。
石屋に頼んだ方が良いと思います。
水垢取りがあるんですが、
使い方が悪いと磨きのツヤが落ちてしまいます。
それに沢山の水で洗い流さないといけないので、
大変な作業になります。
「洗剤で洗ってもいいですか?」
って聞かれる事もあるんですが、
使われる場合は
「中性洗剤」
にして下さい。
これも水垢取りと同じで、
洗剤を綺麗に洗い流さないといけません。
洗剤が残ると、
洗剤で取れた汚れもそのまま残ります。
なのでこれもかなりの量の水が要るのです。
どこの掃除でも同じですが
普段からキチンと掃除をしていると、
簡単に掃除は終わります。
家の掃除は毎日住んでいる所なんで
掃除はキチンとするでしょう。
でもお墓の掃除は、
離れているのもありますし、
誰も
「汚いし掃除やれ!」
も言ってくれません(笑)
どうしても汚れが溜まってしまいます。
本当に綺麗にしようと思えば
石屋に頼むしか方法はありません。
色んな掃除用品を見てきましたが、
ワシの中では
「これいいなぁ。」
って思える道具はありませんでした。
地道にやるしかありません。
暑くなります体には十分気を付けて
掃除をなさって下さい。