一般の方が

「お墓が傾いている。」

って言われると、

そのお墓は、

ワシにしたら大分傾いている。

職人の目は水平器みたいなものです。

そこで今日は、

「なぜお墓が傾くのか!」

について書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

基本的に以前に建てたお墓、

基礎工事がやっていないお墓が

傾いて建っているお墓が多いです。

そうなる可能性があるのに、

今でも基礎工事を行わない施工も見かけます。

基礎工事をしていなくても、

地盤が固い所だと傾いていないお墓もあります。

でも

「よく見ると傾いている。」

って言うお墓もあります。

ほんまによく見ないと分からない位です。

何なら水平器で見ないと分からない位です。

基礎工事をしていても、

地盤が柔らかい所では傾く事があります。

それに土葬をしたところにお墓を建てる時。

これも傾きやすいです。

土の中に棺桶の空間が残ってある時があります。

ワシの経験上、

何回も

ランマーと言う地盤を固める機械を使っている時に

棺桶は腐って無いんですが

空間だけが残っていて

その穴に機械ごと落ちる事がありました。

落ちればキチンと対処して出来るんですが、

落ちなかった場合は後々傾く原因になります。

同じ墓地だからと言っても、

場所によって傾きやすい場所や

そうでない場所があります。

墓地の敷地が大きければ大きいほど、

色んな地盤の所があります。

墓石は家を建てる時の様に

地盤調査もやりません。

建築基準法の様な法律もありません。

石の様な重い物を据え付けるのにです。

仮に地盤調査をしたとしても、

結果に基づいた基礎工事をしないと

地盤調査をした意味がありません。

ワシの住んでいる地域の様に、

震災に合ってない地域だと、

ピンとこないのか、

あまり基礎工事や耐震工法の事に

興味がない方が多い。

金額高くなるので仕方がないのかもしれません。

なのでワシは、

いつも新しくお墓を建てる時は、

周りのお墓の状態を見て判断しています。

今まではひどい傾きが周りにある現場はなかったので良かったですが、

とにかく基礎工事は必須です。

震災で地盤変動などをおこして

地面事傾く可能性もあると思いますが、

キチンと基礎工事をやっている石材店でお墓を建てて下さい。

ご先祖様のためにも、

お墓を建てる時は、

見た目や金額だけでなく、

基礎工事の内容も確認してみて下さい。

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