
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
今回のブログは「墓石を建てるまでの流れ」を説明したいと思います。

基本的には墓石を選ぶ、囲いの石を選ぶ、彫る文字を決める、石屋が建てる、性根いれをする。
と言う工程になります。
うちの店に来ていただいたお客様にはまず墓石を建てる墓地に案内して頂きます。
なぜかと言うとその墓地に立っている色々な墓石が見たいのと、立っている墓石の状態が見たいからです。
それにサンプルよりも実物を見た方が分かりやすい、展示場などで見るより大きさなどが分かりやすい
(中で見たより小さいと思う事を防ぐためもあります)、長年経った時の石の状態が説明しやすい、
墓石を建てる場所の近くの墓石がキッチリと建ってるかで基礎の仕方が変わってくると言う事が説明しやすいなど、
工場の展示品では分かりにくい所がたくさんあります。
工場で喋っているよりも分かりやすいと思います。
囲いの石も色々なパターンが説明しやすいです。
説明しやすい墓石や囲いの石が無い所もありますがそこは写真なんかも使いながら説明いたします。
その後お見積りをさせて頂きます。
その後お施主様からご連絡がない限りこちらからはご連絡は一切しませんのでごゆっくり選んでいただければと思います。
選んでいただければ契約をかわして発注となります。
発注から出来れば3カ月ぐらいは見て頂けると何かあった時でも対応できるのでありがたいです。
基礎をして、囲いの石を据え付けていきます。
同時進行で前に彫る文字・建設年号・お施主様の名前・家紋などを決めて頂きます。
後はコチラで文字などをを彫り墓石建立となります。
出来上がりましたらお寺さんにお性根を入れてもらい完成となります。
夏は涼しかったり、冬は暖かかったりする展示場ではなく実際に現場を見ながら決めて頂くのが一番いいと思います。
なんせ孫末代まで残る墓石です。
キッチリとご自分の目で確かめて後悔がなるべく少なくなるように建てて頂きたいです。
後悔が無いのが一番いいのですが。
うちの店に来ていただいているお客様の多くは「お墓を建てようと思ってから色んな墓地を見に回っています。」
って言うお客様が多いです。
メッチャいい事やと思います。
少しでも多くの情報を取り入れて後悔のない墓石を建てて頂ければと思います。
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