創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

中国製品が日本に入りだしてもう40年ぐらいになるのかなぁ。

ワシが岡崎で修業している時に燈籠石屋さんのツレが

「中国から燈籠が入って来る。」

って言うとったように思う。

初めはひどい製品が多かった。

ワシが岡崎から帰ってきた頃も、

そこそこ出来ている製品と、

全く話にならない製品との差がひどかった。

今ではそこそこ作っているのではないかなと思う。

細かな事を言うと、色々と言いたい事がありますが、

少なくともうちが買っている所は

問題ない製品が送られてくる。

たまにやらかしよる時もありますが、

こんな言い方ダメなんかも分かりませんが、

一般の方にダメな所が分かるよ様な製品は送られてこない。

ワシら作るのが好きな石屋からすると、

「もうちょっとな頑張って欲しいなぁ。」

って思う所はあるけど、

どうしようもない所はほとんどない。

やはり細工が増えてくると

「ダメな所や、もうちょっと何とかならんのか。」

って言う所は出てきますが、

基本一般の方には分からないだろうと言うレベル。

ワシは自分が気に入らないと

とことんやり直させる。

でもそんな製品はほんまに少ない。

でも国内加工と並べたりすると、

良い悪いがよくわかると思う。

と言ってもそこまで分かる人は少ないと思う。

こんなこと書いていますが中国製品を進めている訳ではありません。

やはり国内加工の方が素晴らしい!

当たり前のことなんですが。

加工が出来る石屋が見れば良い悪いは一発で分かります。

中国製品ほどではないですが、

国内加工でも差はあります。

それはしょうがない事。

どんなことでもそうですが、

上手なやつもいれば下手なやつもおる。

上手なやつに当たれば製品も良い物が入る。

これも運なのかもしれません。

一般の方には

「良い石屋」

「加工が上手な石屋」

なんて言う事は店構えを見ても分からないと思う。

どう調べたら分かるのかも分かりませんが、

良い石屋さんに出会い、

良いお墓を作ってもらいたいです。