創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

カッティングプロッターがつぶれてちょっとへこんでます(笑)

新品買うのにも金が要る。

資金繰りに悩まされている今日この頃です(笑)

さて、昨日も書きましたが文字彫についてもう一度書いていこうかと思います。

それでは順を追って書いていきます。

・文字原稿を作る(パソコンのソフト)

・カッティングプロッターでゴムを切る

・切ったゴムを石に貼る

・サンドブラストで文字を彫る

と言う順番です。

文字原稿は、パソコンで作ります。

文字切りのソフトが何種類かあって、

ワシはその中で一番筆で書いたようなソフトを使っています。

それをカッティングプロッターで切っていきます。

この機械です。

刃が付いています。

この時昨日も書いたんですが、

ゴムシートの厚みを文字によって変えています。

墓石の前の文字なんかは厚みのあるゴムシート。

墓誌などの戒名や法名の様な小さな文字は薄い方のシートを使います。

なぜかと言うと、

大きな文字は字の幅もそうですが、

彫る深さも深くなっていきます。

しかも関西は文字彫の深さが深い。

そのような字を彫る時は、

コンプレッサーの圧力を上げて彫ります。

そうしないとなかなか彫れて行かないのです。

圧力を上げると文字は早く彫れるんですが、

ゴムシートが砂の圧力に負けて溶けてくる事があるのです。

ゴムが溶けると、

文字が変わってしまいます。

そう言う事を避けるために厚みのあるゴムシートを使います。

反対に墓誌などの文字が小さい時には、

ゴムも切りづらいので薄い方のゴムシートを使っています。

彫る時も文字が小さいのでコンプレッサーの圧力を落として彫っていきます。

そうしないとゴムシートが溶けてしまいます。

ゴムシートの使い分けでした。

切れたゴムシートを石に貼って、

彫る所のゴムを取っていきます。

サンドブラストで彫っていきます。

左に写っているゴムホースの先の白い先からコンプレッサーの圧力で砂が出てきます。

その先を手で持って文字を彫っていきます。

墓石文字堀

深さや字の底などを目で見て整えていきます。

砂の出方も調整しながら彫っていきます。

これも手仕事になるのかな?

なかなか自分の思ったように砂が出てくれないのと、

手首の回り方にも限界があるので、

結構難しい仕事です。

昔の手彫りよりかは簡単だと思いますが。

こんな感じで文字を彫っています。