この頃年を取ったせいか、

お墓が建った後の事で気になる事が増えてきた。

若い時にはそんな事も思った事も無かったのに。

年は取りたくないもんです(笑)

という事で今日は、

「お墓を建てる時、職人はどこまで先のことを考えている?」

について書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

なんせ若い時と一番違う所は力が無くなって来た事。

昔は

「納骨の立ち合い」

なんてなかったのですが、

この頃は「納骨の立ち合い」がある。

納骨の入り口の供物台をどけないといけないのです。

この頃のお墓は、

ワシが子供の頃の様に大きなお墓ではないので、

まだ持てるので良いのですが、

「いつまで持てるんやろう?」

「ワシの子供の頃のお墓の供物台、持てるかな?」

って思う今日この頃です。

そう考えると、

「納骨の入り口の形を考えなくてはいけないのかな」

って思う事もあります。

それにこの頃は耐震や免震工事がしてあります。

特にしっかりと耐震施工がしてあると、

お墓が傾いた時や、

引っ越しする時に、

お墓をばらすのが大変になります。

東北の震災に遭われた石材店さんに、

耐震施工について勉強させてもらった事があります。

ワシが考えている事や、

一般的にやっておられる耐震施工では、

完全ではないみたいでした。

ここには書けないのですが。

良かれと思って丈夫に耐震施工しても、

後から簡単には動かせない。

「これでは何かあった時どうしたらいいのか?」

って考えてしまいます。

丈夫に建てる事だけを考えれば良いのか。

何十年か先に修理したり、

動かしたりする事まで考えた方が良いのか。

なかなか難しい所です。

この頃施工のやり方も色々と教えてもらい、

教えてもらった事を実践しています。

これも何かあった時には、

ばらすのが大変です。

でもお墓は10年、20年、

もっと先まで続いて行きます。

やはりいつまでもキチンと建っていて欲しいと思っています。

そのために色々と勉強しているんです。

建てたその時に綺麗に出来ている事も大事ですが、

ワシはその後の方がもっと重要だと思っています。

納骨のしやすさや、

修理する時の事、

そして何十年先の事。

お墓の使いやすさも含めて、

もっと色々と考えて行かないといけないと思っています。

何が一番良いのか、

今でも分からない事はあります。

だから少しずつ勉強して、

建てた時だけではなく、

その先まで「良いお墓やった」と思ってもらえるような、

そんなお墓を作って行きたいと思っています。

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