昔お墓と言えば台が二段のお墓が多かった。

今では台が三段のお墓が多いです。

この頃お墓を直される時、

台が二段のお墓の場合、

「下にもう一段台を付けて。」

って、言われる事がある。

他にも花立に水がたまらないように

今では水抜き穴がある。

昔は水抜き穴が無くて冬場に凍ててヒビが入ることがあった。

そのため新しい石で花立を作ることもあった。

この新しい石、

同じ石種で直したり、追加したりするんですが

色は合うんでしょうか?

今日は

「古いお墓を修理する時、新しい石の色は合う?」

について書いていきたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

同じ石種で直したり、追加したりしたんだから

「同じ色でしょう。」

って思われるかもしれません。

でも石は自然の物です。

同じ石種でも

・採れる時期

・採れる深さ

・採れる場所

によって石の色目や石目が変わっていきます。

時間が経ってから、台を追加したり、

傷んだ所を直したりすることがあります。

そんな時、元のお墓と

全く同じ色目や石目に合わせることは難しくなります。

国内の石であれば、

今ある花立などを持ち帰って見比べながら、

よく似た石目の石を探すことは出来ます。

あくまでもよく似ている

っていうぐらいです。

石目は似たものを探せても、

色目まで合わせるのはさらに難しいです。

なぜかというと、

お墓は外に置きっぱなしです。

太陽の光で焼けてきたり、雨風に当たっています。

汚れもありなかなか色合わせまでは難しいのです。

建ててからそれほど時間が経っていなければ、

その時使った石と同じ所から採れた石が、

まだ残っているかもしれません。

でもこれも

「あるかも」

です。

その時のタイミングでその石がなくなっている場合もあります。

何とか合うように頑張りますが、

完璧に合わせるのはなかなか難しいです。

こういうケースでは、問屋、それにお墓を作っているメーカー、石を採っている山石屋にも

協力してもらい少しでも色目、石目が合うように探してもらっています。

全く同じにはならなくても、

出来るだけ違和感が出ないようにするためです。

こういう時、国産の石なら国内なので、

今ある石を持ち込んで見比べてもらうことも出来ます。

外国産の石になると、

同じようにするのはなかなか難しいと思います。

ワシ自身、外国産の石でここまでして石を合わせた経験はありません。

台を足したい、傷んだところを新しい石で直したい方は、

そういう事も理解したうえでやってほしいと思います。

石屋も説明してくれると思いますが(笑)

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