創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
一般の方が一番分からない所の一つ、
墓石の価格。
見積もりを何社か取って比べて
安いからと言って、
果たしてその店で良いのでしょうか。
まず一番に、
墓石本体の値段についてです。
仮に愛媛県産の大島石とします。

石が取れる場所が28か所あるそうです。
取れる場所によって値段も石も目も何なら硬さまで違います。
値段が一番高い石と安い石ではワシらの仕入れ値で倍以上値段が違います。
なので単に大島石と書いていても全然値段が違います。
うちの店は一番いい石と、中間ぐらいの石の2種類しか使いません。
それ以下の石は段々色合いも白っぽくなっていき、
石も柔らかくなっていきます。
柔らかいと言っても石なんで硬いんですが、
加工すると分かると言う位です。
一番高い石は色も濃いし、石目も細かく硬くていい石です。
どんな石でも取れる場所によって値段が違います。
特に合い見積もりを取られる時は十分気を付けて下さい。
良い石で墓石を作りたい方は特に気を付けて下さい。
安い石しか使っていない石屋もありますので。
次に基礎工事です。
いまだに昭和な据え方をしている石屋もまだまだあります。
基礎工事は無し。
モルタル(砂とセメントを混ぜたもの)だけで据え付け。
と言う今では考えられないやり方です。
うちの店はしっかり土を掘り、砕石、
場所によっては栗石も入れて地盤を固めてから、
鉄筋を組んでコンクリートを流し込んでいます。

この時も、
・砕石の厚み
・コンクリートの厚み
・鉄筋の太さ
によっても値段が変わってきます。
今、全国の石屋の集まりに行ってすごい基礎工事をしている石屋さんと仲良くなり、
色々教えてもらっています。
簡単に出来る事は、
すでに取り入れてやっています。
地盤が悪い所には、これからはオプションで地盤改良も入れて行こうかと思っています。
この二つだけでも値段の違いがすごく出ると思います。
まだこの他にも
・据え付け
・文字彫
などがあります。
この二つはまた明日にでも投稿しようと思います。