創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

昨日のブログでは天山石(佐賀県)か庵治石細目(香川県)しかアカンような

感じのブログですが、

その二つは良い石なんですが、

値段が高い。

他の地方で墓石に使っている石はあまり知らないので、

分からないのですが、

多分いい石は高いと思います。

なかなか何もかもいいと言う石は少ない。

いい石が高い理由の一つだと思います。

安い石で一番よくわかるのが、

吸水率の高い石。

一般の方でも墓地に行って墓石を見れば分かると思います。

台の下の方だけ色が濃くなっている事があります。

雨の次の日なんかに見に行くとよくわかります。

上の写真は、青手の石なんでわかりにくいですが、

白手の石だとよくわかります。

どんな石でも水は吸うんですが、

天気が良くなっても吸水率の高い石は水が抜けるのが遅い。

それに年月が経って行くと、

ず~と水を吸ったままみたいな感じになっている。

これは雨が降った次の日に見に行っても、

台の下が濃くなっていない石。

こういう石が水の吸いっぱなしの石です。

新しいうちは大丈夫なんですが、

年月が経つとそうなります。

それに磨きのツヤもやや落ちている。

一般の方には分からないと思います。

この先どうなるかは

ハッキリ言って分かりません。

でも磨きのツヤは落ちていくと思います。

どんな石でも遅い早いはありますが、

ツヤは落ちていくと思います。

硬い圧縮強度の高い石は遅いと思います。

なんせ墓石は建てたらず~と外に出しっぱなし。

直射日光にも当たり、

雨風にもあたります。

しょうがない事なんですが。

安い石でもいいと思われる方はそういう事を理解したうえで購入されたら良いと思います。

中にはそんな石でも

「いい石です。」

って言って販売している石屋も見かけます。

保証まで付けて販売しています。

「どこまでお施主様に石の説明してるんかな。」

って思う事がよくあります。

ワシは嘘つくのがいやなんでキチンと話をします。

なのでそんな説明聞いたら大体の人は違う店に行かれます。

中には

「それでもいい。」

と言って仕事を頂けることもありますが。

数は少ないですが(笑)

これがワシの考えです。