創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

墓石に使われている石種別に書く前に、

見掛比重について書いていきたいと思います。

昨日にも書いたように、

見掛比重とは、

石が水に対してどれだけ重いかを示す指標で、単位はt/m³(トン/立方メートル)で表され、数値が大きいほど密度が高く、強度や耐久性に優れるとされています。

なので見掛比重の高い数値の墓石材は?

  • インド黒(YKD): 約3.016 t/m³ のデータがあります。
  • 一般的な御影石(花崗岩): 約2.65 t/m³ 程度です。
  • 一般的な玄武岩や安山岩: 約2.6〜2.9 t/m³ 程度です。 

と言う様に黒系の石の数字が高いですね。

玄武岩や安山岩にも数値が高い石があるみたいですが、

使った事が無いので今回は使った事のある黒石について。

他の黒系の墓石材では、

・ベルファースト:2.909t/㎥

・山西黒:2.970t/㎥

・スウェーデンは探しても見つかりませんでした。

関西ではあまり黒石を使われないので、

使ってもインド黒(YKD)かベルファーストだと思います。

吸水率も少ない石なんですが、

キズが付きやすい。

石が黒いのでキズが目立ちやすいという事があります。

それに石の上の部分、雨が直接あたる部分の磨きが落ちやすいです。

縦の面はそれほどではないんですが、

上は長年雨風、太陽にさらされて磨きが落ちてしまっています。

水も吸わずに硬いのですが、

光沢が落ちてきます。

山西黒は変色し茶色っぽくなる石もあります。

加工すると石の硬さもよくわかります。

やらしいほど固いです(笑)

そのくせダイヤの刃が付いている機械で切る時は結構切りやすいんです。

圧縮比が硬い御影石より低いからでしょうか。

前にも一度上げたんですが、叩くとこんな音がします。

石とは思えない音です。

音だけで硬さが伝わってきます。

硬くて水も吸いにくくいい石なんですが、

上にも書いたように、

・上の面の磨きが落ちやすい

・キズが付きやすい

・黒石なんでキズが目立ちやすい

と言う欠点もあります。

なので黒石が使いたいのならはめ込んだりして使うという方法もあります。

他にも黒石がありますが使った事が無いのでどうなのかは分かりません。

参考の一つにしてもらえればと思います。