創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
ワシらプロが問屋から初めて見る石のサンプルをもらうと、
まず見るのが、
色
次に
石の目
その次に
硬さ
を見ていく。
色や石目は見たら分かるけど、
硬さは一般の方では分からないと思う。
石屋でも分からない石屋もおると思う。
40数年石屋をやってきて、
色んな石を加工して来た。
石をよく見ると硬さも大体わかる。
吸水率が高そうな石も分かる。
逆に硬そうな石も分かる。
うちの店ではサンプルで没になる石が多い。
いくら硬そうでも加工が綺麗に出来なさそうな石も没になる。
お客様に墓石のサンプルをお見せして選んでもらう時に、
「どれ見ても一緒に見える。」
って言われる事がある。
石目も違うし、
色も多少違うのに。
こう言われるとどうしたらいいか分からなくなる。
なので吸水率や石の硬さ、加工の出来栄え
なんかを説明する。
でもお客様にとってそんな情報はどうでもいいのか、
中国産の石に決まる事や、
「隣と一緒でええわ。」
と簡単に決まってしまう。
墓石を決めてもらえるんでありがたい事なんですが・・・
もっと色んな事を勉強しないといけないんかなぁ。
営業はほんまに難しい。
作る事は難しいなんて思った事ないのに・・・
難しそうになればなるほど
ワクワクしていいもん作ったろう!
って気になる。
どうでもいい話になってしまいましたが、
そんなお客様でも、
庵治石だけは分かってもらえる。

やっぱり「斑(ふ)」が浮いている石はないし、
石目も細かい。
「綺麗な石ですね。」
って、言ってもらえる。
しかし値段を言うと、
ビックリされる。
いつものパターンみたいなものです。
高いだけの理由もあるんですが、
そんな事は一般の方にはどうでもいい話なんやと思う。
いつもワシが思うのは、
車の事を思ったら安いもんやと思う。
一度建てたらやり替える事もない。
ご先祖様の供養にもなるし、
心のよりどころにもなる。
もう少しキチンと見て選んで欲しい。
なんでも見た目は大事やと思う。
もうちょっと石の見た目も気にかけて欲しいなぁ。
お参りに行きたくなるような石を使って。