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「国内加工証明書、みんな使ってるの?」

「国内加工証明書、みんな使ってるの?」

創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

少し疑問がわいてきた。

「国内加工証明書」みんな使っているのだろうか?

8割が外国産と言われる今日この頃、使わない手はないと思うんですが。

この前東京に全国石材技能士会の理事会に行ったとき、日本石材産業協会に寄った。

その時聞いてみると、やっぱり使っている店は少ないらしい。

当初予想の半分以下。

「兼子さん、いっぱい使ってね!」

っと事務員さんに言われた。

今作り終えた彫刻(これは下請けなんでまだなにを作ったか言えません)

今作っている7寸の狐。

その後に作る1尺5寸の舟形地蔵さん。

これには「国内加工証明書」を付けようと思う。

お施主様に渡してみて反応を見てみたい。

電話で日本石材産業協会に質問していた答えももらった。

それに電話で聞いたときダメって言われたことも大丈夫だった。

お墓などの文字彫りにも「国内加工証明書」が出せるらしい。

使える範囲が広がる。

うちの店は文字はワシが彫る。

家紋や〇〇家の浮かし彫りなどはサンドブラストで彫りっぱなしではなく、いろいろな道具で綺麗に仕上げる。

これにも「国内加工証明書」が付けられる。

この二つが非常にありがたいしうれしい。

中国で文字まで掘ってもらっている業者との選別材料になったらええなぁって思う。

数は少ないですが今でも墓石も自社加工、文字彫りももちろん自社加工、据え付けも自社据え付け、という

石屋さんもある。

そういう店こそもっとこの「国内加工証明書」を積極的に使っていけばと思う。

もっと「日本石材産業協会」会員のみんなが使っていけばいいのにと思う。

国内のメーカーさんにとってもいいことやろうし「日本石材産業協会」会員拡大にもつながっていくんじゃないかと思う。

なかなか皆に周知していくのはむつかしい事だと思うけど、せっかくやり始めた事だし何とか続けていけるよう頑張って欲しい。

まずは「日本石材産業協会」全会員への周知から。

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