ブログ

「墓石の素材についてChatGPTで調べてみた!」

「墓石の素材についてChatGPTで調べてみた!」

創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

この頃なんでもネットで調べると色々な答えが出てくる。

この頃はA I !

本当に正しいのかよくわからない。

墓石の事はワシがプロ!

ネット見ていても

「そんな事ない。」

とか、

「それは違う。」

って言う事が書いてある事がある。

今回素材についてChatGPT に聞いてみた。

やはり「御影石」がいいようなニュアンスで書いてある。

でも「黒石」や「本小松石」は御影石?

両方御影石ではありません。

両方硬い石ですがなぜか御影石の中にChatGPT では書いてある。

両方彫刻したことがあるんですが

なんせ硬い石でした。

それは間違いないです。

次に大理石も書いてある。

洋墓やデザイン墓に使われている事があるが、

欠点として

「水や酸に弱く、風化しやすい(野外には不向き)」

と書いてある

その通りだと思う。

おまけにカッターナイフでも削れる位の柔らかさ。

磨きのツヤもすぐに落ちるし、

ワシは絶対おすすめしない石種。

安山岩も出ている。

関西ではほぼ使われてないかなと思う。

本小松石や伊達冠石などです。

玄武岩も書いている。

昔は色々な石が使われていました。

道具が鉄製で全部手仕事の時は砂岩なんかも使われていました。

今の様ないい道具がなかったのでしょうが無いのですが、

細工がしやすい砂岩が重宝されていました。

なんせ柔らかいので文字を彫るのも彫刻するのもやりやすいからです。

道具の進化があり今では墓石に砂岩を使うという事はまずないですが、

寺院墓地なんかに行くとよく建っている昔からのお墓です。

「選ぶ時のポイント」

も書いてある。

至れり尽くせりですね(笑)

・耐久性と吸水率

 「吸水率が高いほど長持ち。御影石が特に優秀」と書いてある。

 うちらの地域ではまだ「吸水率」なんて聞かれた事がないが、

 全国の集まりに行くと、特に都会の石屋さんは

 「吸水率を聞かたり、お施主様が勉強しておられて吸水率の事を言われる」らしい。

・色合い・模様

 「霊園の環境や家の宗派、デザインに合わせて」と書いてある。

 この意味はよく分からない。

・産地と品質

 「国産は高価だが品質が安定。海外産もコスパがいい。」と書いてある。

 でも国産だからと言って品質は安定していない。

 いつもその時その時に出ている石の中で良い物を探している。

 景気がいい時は良い石が出たら余分に注文する事もよくありました。

 ワシは外国産は色々な事(石の硬さや文字彫)を考えると、

 あまりお勧めできない物が多い。

・メンテナンス性

 「汚れ安さ・磨きやすさも確認」と書いてあるが、

 磨きやすさて・・・

 汚れやすいのは軟らかい石の方が汚れやすいと思う。

 「磨きやすさ」って言うのは?

 一般の人では磨きは出来ないと思う。

 掃除のしやすさなのかな?

 それならデザインの方を気を付けなければと思う。

ChatGPT に反抗して色々と書いてみました(笑)

あくまでワシの思う事を書いています。

参考にして頂ければと思います。

Facebookコメント

オンライン

オンラインでのご相談

オンライン相談