釈迦苦行像とは? 三人の著名な思想家に弟子入りしたが悟りが開けず悟りを開くには自分自身で気づかなければいけないと思いそこから六年間誰の教えもなく苦行を行う。
厳しい断食の結果骨と皮だけになった時の像である。
今回も彫刻の投稿です。
お施主様はJR琵琶湖線 安土駅前(うちの家から歩いて3分位)にある 袈裟匠草戸庵 様です。
法衣・荘厳品(仏像やお寺を飾る物)を作られてる会社です。
その会社の前に釈迦苦行像を作る事になりました。
ワシも作務衣を作ってもらいました。
袈裟匠草戸庵様の社長は僧侶でもあります。
なにが縁になるかわかりませんが有難いしワクワクする仕事が頂けました。
何回も何回も打ち合わせをして形を決めていきました。
初めは埼玉県川口市の 西光院 にある苦行像がいいなあと言うところから始まりました。
こんな感じの銅像です。
東京に全国石材技能士会の理事会に行ったときに埼玉まで写真を撮りに行ってきました。
これを基にして粘土で原型を作り仕上げていきました。
粘土は仕上がり(1尺8寸)の半分の大きさ9寸(約27㎝)で作りました。
こんな感じです。
小さいので作りにくいです。
この原型を基にして, 道具が入らない所もあるんで石で作りやすいように変えていって作ります。
次回から石で作っていきます。
お楽しみに!
次回の記事はコチラ
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