お墓の横に
薄い板に戒名や法名が彫られている石がある。
墓誌(ぼし)
霊標(れいひょう)
法名碑(ほうみょうひ)
など宗派や地域によって呼び方が違います。
その石の文字彫をすると、
その家の歴史が分かります。
長生きされた方もおられれば、
若くして亡くなられた方もおられる。
墓誌を見ていると、
その家が歩んできた歴史が少しずつ見えてきます。
今日は、
「墓誌を見て思う事」
について書いて行きたいと思います。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
墓誌は外に置いてある
過去帳。
なかなか家でも過去帳を見る事は無いと思いますが、
お墓では、
墓誌があると
どんなご先祖様がおられたか分かる。
と言っても
・名前
・亡くなられた日
・亡くなられた時の年齢
だけ。
でも、墓誌を見ることで、
ご先祖様の話をするきっかけになるのではないでしょうか。
「この人はこんな仕事をしていた。」
「おじいちゃんから聞いたことがある。」
そんな何気ない会話が、
家族の歴史を次の世代へ伝えていくのだと思います。
それに、
その家ならではの話もあるかも分かりません。
自分が知らないご先祖様の事を知るきっかけになり
聞いた子供たちも
「そんな人がご先祖様にいたんか。」
って思えて楽しいのではないでしょうか。
ご先祖様も、きっと喜んでおられるのではないでしょうか。
お墓参りの時に墓誌を見ると、
亡くなられた日を思い出すきっかけにもなります。
ご先祖様を供養するだけではなく、
自分の家の歴史を知るきっかけにもなります。
墓誌には、そんな良さがあるように思います。
なかなかご先祖様全員書かれている墓誌は無いと思います。
でもこの墓誌をきっかけにして
ご先祖様の事を調べるのもいいのではないでしょうか。
家族で色々と話しながら
ご先祖様をたどって行くと、
自分のルーツも分かってきます。
なかなか面白い事だし、
色々と分かってくると思います。
外に置いてある墓誌。
このご時世なら、
「個人情報」
って思われる方もおられるかも分かりません。
墓誌には、
名前だけが刻まれているように見えます。
でも、その一つ一つの名前の向こうには、
それぞれの人生がありました。
お墓参りの時に墓誌を眺めてみると、
家族の歴史やご先祖様とのつながりを、
改めて感じられるかも分かりません。
それも、その家だけの大切な歴史なのだと思います。
家族みんなに分かるようにして、
ご先祖様を供養されるという事も
いいのではないでしょうか。