この前の投稿の続きです。
古いお墓の解体の写真撮り忘れてましたが、
少しは撮ってあったんで(笑)
初めて行った現場でした。
写真はありませんが山です。
基本山の現場のないわしにとって「山」って言われると。
- どうしよう???(ほんまはもっと?が付く(笑))
- 何人ぐらいで行こう?
- どうやって下そう?
- なんか楽できる道ないかなぁ?
- 機械が入らへんかかなぁ?
などなど色んな事が頭を巡ります。
お施主様と現場を見に行きました。
「これ行けるんちゃうん」
メジャーで距離を測ります。
「やったぁ~!」
「カニクレーンがぎりぎりやけど届く!」
現場平地から上がってすぐの所でした。
これはラッキー!!
沙沙貴祭りの大松明結い以来のカニクレーンの登場です!
(写真と現場は違います)
少しカニクレーンの足が出しにくかったんですがなんとか据え付けられました。
据え付けたらこっちのもんです。
なんせほぼ届きますから(笑)
竿石から下していきます。
大正五年
いまから100年前やん!
ほやけどしっかり残っとるなあ。
穴が開いてました。
お骨でも入ってたんかな?
上台を下して下台です。
この時代に一個の石で作ってあります。
いくら低い所でも石を上げなあかんのに・・・
二個とかに分けて作ってあってもおかしくないのに・・・
施主様がこの古い墓石を使って何か残したいと現場まで行く車の中で言っておられたので
「この下台で石棺(納骨室)を作ろう。」
と言う事になりました。
こうなりました。
下台を上げると骨壺が出てきました。
それにまわりがセメントの基礎
この時代の物なのかそれとも後から直した物なのか・・・
コンクリートを取って埋め戻し、まわりの鉄の柵を切って終了です。
カニクレーンさまさまの現場でした。
楽した分どこかでしんどい現場に当たりそうで恐ろしい今日この頃です(笑)
前回の記事はコチラ 「秋のお彼岸です!ご先祖様に感謝!淨厳院でお墓建て!古い墓の再利用」
Facebookコメント