現代風手彫りとは・・・ 本当の手彫りは字彫りノミやコベラと言う道具をセットウ(かなずち)で叩いて文字を掘っていく技法です。 なんちゃっては電動工具(サンダーの薄刃)やエアーハンマー、ドリルなどの近代工具を使い姑息にも手彫りの様に仕上げていく技法です(笑)
ようやく最後の仕上げになります。
エアーハンマーのコベラで切っていきます。
エアーハンマーのノミで綺麗に仕上げましたが石が硬いので仕上げも結構時間がかかります。
コベラの刃の先をピンピンに研ぎすぎるとすぐに刃がボロボロになるし刃の先が丸いと綺麗に切れません。
刃の研ぎ方もええ塩梅に研がなあきません。
それに石が硬いので刃が早く減るので何回も研がないといけません。
なかなか手間がかかります。
それで出来上がったのがこんな感じです。
こんな感じです。
深い所や狭い所はめちゃくちゃやりにくいです。
石は硬かったけど彫った所が青っぽくてめちゃめちゃ綺麗です。
それではエアーハンマーのコベラでの仕上げ動画です。
次に最後の写真に写ってますが洞壽院と書かれた方の名前を彫っていきます。
彫り方は大きな字とほぼ同じ。
違いはハンマードリルが出てこないぐらいです。
- 文字を写します
- サンダーの薄刃で切ります
- エアーハンマーのノミで綺麗に作ります
- エアーハンマーのコベラで仕上げていきます
それでは動画です。
一本で初めから最後まで撮ってあるので4倍速です。
決してこんなに早く仕上がりません(笑)
ではどうぞ!
文字彫は出来上がりました。
あともう少しです。
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