現代風手彫りとは・・・ 本当の手彫りは字彫りノミやコベラと言う道具をセットウ(かなずち)で叩いて文字を掘っていく技法です。 なんちゃっては電動工具(サンダーの薄刃)やエアーハンマー、ドリルなどの近代工具を使い姑息にも手彫りの様に仕上げていく技法です(笑)
洞壽院の寺標がやっと出来上がりいよいよ現場での据え付けです。
トラックに載せてもめちゃくちゃ大きい!
旧余呉町の奥の方まで出発です!
現場も手伝いに行きました。
現場ではレッカー車の登場です。
なんせデカいんでトラックのクレーンでは話になりません。
トラックからレッカー車で釣り上げてもらい降ろします。
次に寝ている寺標を起こします。
寺標の先が尖がっているので帯がうまくかかりません。
何回もやり直して寺標を起こしました。
写真がありませんが危険な作業なので撮ってる暇がありませんでした。
起こし終わったら帯をかけ直し釣り上げます。
この時も何回も真っすぐに釣れるように帯を動かして調整していきます。
キチンと連れました!
ここまで来ると一安心です。
ゆっくりと降ろしてもらい位置を決めていきます。
ステンレスのアンカーボートを入れました。
ゆっくり降ろしてもらい差し込んでいきます。
降ろして帯を取ったら完成です。
立派なもんです。
後日岡島石材店さんが周りに石を据え付けアスファルトを打って仕上がりです。
雨が降ってる日ですが写真を撮りに行ってきました。
綺麗に仕上がってます。
雨に濡れて文字の中が青くめっちゃきれいです。
ちょっと離れて撮ると
やはり外に出すともっと大きくてもいいように思えます。
キリがありませんが。
横に石が立っているので少しでも大きく見えるんでOKやと思います。
今回はこの様な大きな寺標を彫らせてもらえてありがたい話です。
なかなかこんな大きい寺標の仕事をもらえません。
滋賀県石材組合連合会のつながりで文字彫をさせて頂いた岡島石材店さんには感謝です!
機会があればもっと大きな文字も掘ってみたいなぁ!
皆さんよろしくお願いいたします!
終わり!
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