
創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
滋賀県石材組合連合会の50周年記念の記念事業
「石材加工のビデオ撮り」
をしに行って来た。
滋賀県の琵琶湖の上
旧湖北町の岸田石材店まで。
行くのに1時間ちょっとかかる。
昔ながらの加工のビデオ撮り。
今なら機械で切ったら終わりなんですが、
それを全行程手加工でやります。
以前ビデオ撮りしていた「ふいご」で焼いた道具を使って加工です。
ふいごで焼いた道具を全種類使うのは初めて。
初めて焼いた道具なんかは、
ちゃんと使えるのかも心配。
でも作るのが好きなワシはそんな道具を使って作るのも、
めちゃくちゃ楽しみです。
なんせ今まで使った事が無い道具なんでワクワクします。
初めて焼いた道具は、
そこそこでいいので使えると良いんですが。
という事で、
初めに石を割って

墨付けから始まります。
墨付けとは、
作る面に線を引く作業です。

上の作業工程は
「ねじ抜き」
と言って、作る面がひねらないように、
石の向こう側とこっち側の線が平行になるように定規を2本使って線を引く事です。
これだけ撮るのにも
カメラマンで滋賀県石材組合連合会の会長の
岡島石材店さんはこだわりが一杯あるので、
なかなか撮影が進みません(笑)
これでは今日中には絶対に終わらない。
なので加工している時は必死でやりました。
多分この調子だと後2,3日かかりそうな気がする。
ほんまは6面作る気でいた会長。
時間が無さ過ぎです。
でも2面は作っている所を撮影して
後は普通に作って全部できた所をビデオ撮り
と言っていた。
マジか!
ワシが作らなあかんのに・・・
それに加工をする順番が分かるように
順番事に作ってあるサンプルも切らないといけない。
それもワシの仕事。
今うちの工場はサンプルの石だらけで足の踏み場もないくらいになってます(笑)
早く切って整理したいんですが。
それにこのサンプル、年内に作っておかないとダメなんで、
今年は工場の掃除が出来ないかも分からない。
年に一回だけしか綺麗にならないうちの工場やのに(笑)


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