新しいお墓が建っていると、
職業病なのか、つい見てしまう(笑)
・どんな形をしている。
・どこの石を使っている。
・どんな加工がされているのか。
・文字の彫り方
など、色々な所を見てしまう。
でも、どうしても見れない所がある。
一番肝心なのは、
基礎工事や据え付け方です。
でも、その一番大切な部分は完成すると見えません。
今日は
「丁寧なお墓の建て方」
について書いて行きたいと思います。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
お墓が建っている所だけ見ていても、
キチンとした仕事がしているか分かりません。
いくら見えている場所だけ丁寧にしていても
基礎工事や
据え付けでの見えない所をどのようにしているかで
お墓をキチンと据えているかどうかが決まってきます。
実は、お墓の施工には家のような「建築基準法」がありません。
だからこそ石材店によって施工方法に大きな違いが出るのです。
それに、石のような重い物を建てるのに、
地盤調査もしません。
いまだに基礎工事でベースも打たない業者がいます。
ほんまにビックリします。
お施主様にはどんな説明をしているのかな
って、疑問が出てきます。
それに施工の時の見えない部分。
ボンドの入れ方にも違いが出てくるのです。
福島県の震災に合われた石屋さんに
色々と教えてもらいました。
それに色んな写真も見せてもらいました。
耐震はどこまでしなければいけないのかも
写真付きで教えてもらいました。
「今までの施工だけではダメだ」
と気付かされました。
なので今はその福島の石屋さんに色々教えてもらった事を実践しています。
何でも死ぬまで勉強です。
お客様に納得して頂けるように、
少しずつでも知識を増やしています。
それと見えない所の一つ、
「納骨室」
です。
ここには構造上水が入ります。
ご先祖様の遺骨を納める場所。
いずれは自分も入らなくてはいけない場所です。

それを防ぐために開発された
「信頼棺Ⓡ」
という納骨室もあります。

見えない所をキチンとすると、
当然金額も高く付きます。
でも、これから孫末代続いて行くお墓の
「保険」
みたいな物だと思います。
「見えない所をどれだけ丁寧に施工しているか」が、
本当の石材店選びだと思っています。
確かに自分の代で高額なお墓を建てるだけでも
大変な事だと思います。
でも、お墓は一度建てれば、
何十年、何百年と受け継がれていきます。
見えない部分は完成すると見えません。
だからこそ、その見えない部分にどれだけ手間を掛けるかが、
本当に良いお墓かどうかを決めるのだとワシは思っています。