この頃、

洋墓やデザイン墓

などの個性のあるお墓が増えてきた。

ワシの住んでいる田舎でも増えてきています。

でも地元の年配の方にはなかなか受け入れられないのか、

「普通の形がいい。でも、どこか一つだけは自分らしさを入れたい。」

そんなご希望をされる方も少ないですがおられます。

今日は、

「普通の和墓を一工夫する方法」

について書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

普通の和墓。

本体はそのままで、どこを変えるのでしょうか?

今までうちの店で多かったのは、

「正面の文字を自分で書かれた。」

と言う事です。

字を書くのが上手な人なら、

書かれたら良いと思います。

もちろん字を彫る時に彫りにくい所は、

修正しますが、

基本的にはそのままの書体を元に彫って行きます。

ある方は文字を彫る所全部を

隷書体で書かれた事もあります。

子や孫へ、長く受け継がれていくものです。

「この文字は、おじいちゃんが書いたんだよ。」

と子や孫に伝えていくこともできますし、

他のお墓の前文字との差別化にもなると思います。

次に多いのが、

掛け軸に書いてもらった「南無阿弥陀仏」を

「この書体で彫ってください。」

というご注文です。

これもご先祖様がご縁のあった方に書いてもらった文字。

これもその家らしい前文字になると思います。

古いお墓を処分して新しく立て直す時、

「古いお墓の前文字と一緒の字で彫って欲しい。」

と言う依頼です。

誰が書いた文字かは分かりませんが、

お施主様にとっては、

いつも見ていて、

手を合わせていたお墓の前文字です。

愛着もあると思います。

これもいいんではないでしょうか。

文字ばかり言って来ましたが、

今まで一度だけ形を言われた事がありました。

それがコレ!

花立を六角にしました。

それだけですが、普通の和墓とは少し違った印象になります。

お施主様の想いでそうさせて頂きました。

この様にチョット変えただけで、

普通の和墓が、

見栄えも変わってきますし、

その家らしさが出てきます。

洋墓に抵抗がある方でも、

和墓のままで色々とこだわることができます。

洋墓やデザイン墓だけが個性ではありません。

和墓でも、文字や形を少し工夫するだけで、

その家らしいお墓になります。

一度建てると何十年、何百年と受け継がれていくお墓です。

自分たちらしい想いを少し取り入れてみるのも、

良いのではないでしょうか。

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