お墓が完成すると、

お客様はまずどこを見ておられるのでしょうか?

「綺麗に出来たな。」

と言う所と文字ぐらいかと思います。

「真っすぐ建っているか」

と言う所まで見ていないのではないでしょうか。

もちろん、真っすぐ建てるのは当たり前です。

でも職人のワシからすると、

それだけでは「きちんと建てられたお墓」とは言えません。

今日は、

「お墓は真っすぐ建っていれば、それで良い?」

について書いて行きたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

一般の方からすると、

綺麗に建っていれば

真っすぐに建っているし、

キチンと施工していると思われるのではないでしょうか。

職人のワシからすれば

「綺麗に建っている」

「真っすぐに建っている」

と言う見た目の事は、

そうなって当たり前の事であり、

出来ないという事は職人としてあり得ない事なのです。

肝心な事は他にあります。

それは建ってしまうと見えない所です。

一番肝心なのが基礎工事です。

その場所その場所に合った基礎工事をしなければなりません。

この基礎工事がキチンとやってないと

10年後、20年後にお墓が傾くという事になるかも分かりません。

それに据え付けです。

これも見えない所だけに

どのようにやっているか分かりません。

ボンドの付け方一つとっても

やる人によって色々です。

それにちょっとしたひと手間を惜しまずにやっているか。

そんな事も、実際に仕事をしている所を見ないと分かりません。

大事な所だけに

出来れば見に行けると良いのですが、

仕事があると、

なかなか難しい事だと思います。

完成したらこの二つは見る事が出来ません。

キッチリとした仕事をしてくれる石材店探しが重要になって来ます。

見えない所だからこそ、

お施主様が見ていないからこそ

丁寧に仕事をする。

その気持ちが大切だと思います。

人となりが出る所だと思います。

代々続いていくお墓です。

建てた時だけ綺麗なら、

それで良いとはワシは思いません。

10年後、20年後にも

「この石屋さんに頼んで良かった。」

そう思ってもらえる仕事をする。

それが一番大切な事だと思っています。

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