お墓を建てられる時、

形や石の種類などを考えて作られると思います。

なかなかお墓の重さまで考えて作られる事は、

ないんじゃないでしょうか。

でもワシらは違います。

大きな石になってくると、

「何キロあるんやろう。」

「もしかして1トン超えるんやろうか?」

って思います。

今日は、

「お墓を建てる時、石の重さまで考える?」

について書いていきたいと思います。

創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

なぜ重量の事を考えるかと言うと、

墓地は運搬しにくい所が多いからです。

普通に運搬さえできれば何とかなるんですが、

あまり重すぎると運搬だけではなく、

吊り上げる事も考えなくてはなりません。

場所によっては、運搬や据え付けができるように、

石の大きさや組み方まで考えないといけません。

見た目では分かりにくいですが、

今でもよく建っている和墓の一番大きな台石でも、

石の種類にもよりますが、

400キロ近くあります。

運搬車が入らないような所では、

台石を縦にして転がして運び入れる事もあります。

でも人力では限度があります。

レッカー車が使えない場所では、

三又とチェーンブロックを使って石を吊ることもあります。

さらに重たい石になると、

レッカー車が必要になります。

これも石が吊れる範囲が限られますし、

重たければ重たいほど、

レッカー車から近い範囲でしか吊れません。

石屋が現場を見たいと言うのは、

こういう事があるからです。

普通の和墓でも結構な重量があります。

しっかり現場を見ておかないと、

後で大変なことになってしまいます。

少しの段差でも重ければ重いほど上がりにくくなりますし、

段を越える時も慎重にいかないといけません。

もちろん、これも運搬車が入れる場合の話です。

お客様がお墓の重さまで考える必要はありません。

でも石屋は、完成した姿だけではなく、

どうやって安全にそこまで運んで建てるかまで考えています。

お客様の思いのこもったお墓です。

できる限り思いを形にしてキチンと据え付けられるように、

お手伝いさせていただきます。

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