
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
この日用事で電車である所まで行った。
いく前に電車に乗っている時間が長いので、
この前の「お墓未来プロジェクト」の時に買った、
「岡本達彦」先生の本でも読もうと思ったんですが、

どこにもない!
探しているんですが電車の時間が迫って来る・・・
そこに以前の「お墓未来プロジェクト」の講師
「板坂裕治郎」先生の本が。

もう一度読もうとカバンの中に入れて出発。
電車に乗り昨日のブログに書いた見積もりの事を少し考える。
ワシの中で作るイメージが出来たんで本を読み始めた。
ある程度読んだ所で、
「ワシなんでこの仕事してるんやろう?」
と言う疑問が出てきた。
この答えは大した答えではない。
単に修行に出る=家から出られる
という単純な事。
なぜ今までやり続けているんだろうか?
と思った時
これしかないと思う事がたった一つあった!
それは「ものづくり」

作る事が大好きな事だと思った。
ちょっとした物でも良い物を作る。
今作った物より次作った物の方が良い物が作れるように作って来た。
彫刻もいつもそう思って作っていますが、
墓石の文字彫も一緒。
前回の文字彫よりも今回の文字彫の方が綺麗に彫れるようにと思いながら文字を彫っている。
何を作る時でもそうなんですが、
すべて完璧に作る事がなかなか難しい。
なかなか完璧に作れないので面白いのかもしれませんが。
一般の方や石屋でも加工が出来ない石屋には、
どこが悪いのか絶対に分からないと思います。
仕事が本当に出来る石屋さんなら分かるかもしれません。
そう言うレベルの話です。
石の製品一回買ったら同じものをもう一つ
って言う事はまずない。
だからお客様にはい良い物を買ってもらいたい。
どんな人にでも自慢できるような物を作ってお買い上げいただきたい。
その気持ちだけで今までやって来た。
石の製品は壊さなければいつまででも残る。
そう言う物を作っているんだから良い物を作らないと。
お客様を見ていると安かったらいいと思っておられる方もおられる。
それはしょうが無い事なんですが、
良い物を求めておられるお客様もおられると思う。
多分「裕治郎」先生に言わすと
「幕ノ内弁当」
って言われると思うが、
何を作るではなく、
ほんまになんでも作る事が好き!
どうなるか分かりませんが
それがワシの強みだと思います!

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