仕事をしていると、
うちの工場の前の道に車が止まった。
お客様かなと仕事の手を止めて様子をうかがっていると、
車の後ろのドアを開けたりトランクを開けたりしている。
「何か探してるだけかな」
と思い仕事をしようか、
もうちょっと待ってみようか考えてみる。
なんとも紛らわしい。
さてどうしよう?
でもこの後、
「うちの親父がこんな事やっとったんや」
って思う事になるとは!
創業天保元年 6代目 ものづくりが好きな 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
待っているとうちのお客様でした。
話してみると、
昔うちで墓石を建てたらしい。
それで納骨のスペースが狭いので何とかならないか?
という事でした。
「それなら一度見に行きましょう。」
っという事で墓地に行って来ました。
なんと庵治石!
建設年号が昭和56年
ワシが中3
親父が46才。
今のワシより若い。
お施主様が45歳の時に建てて今は90歳。
メッチャお元気でした。
カバンから封筒を出して
その中にはその当時の請求書と領収書、
それに手書きの図面と手紙が入っていた。
うちの親父が図面と手紙を書いとるなんてビックリした。
ワシが岡崎から帰った時はそんな事何もしてなかったのに。
図面がいる時はワシが書いていた。
手紙の内容は見てないので分からないのですが、
お客様は、
手紙と図面をもらった事を、
大変喜ばれていました。
それに今でもキチンと残しておられ、
ワシも嬉しくなってきました。
その時のうちの親父との会話も覚えておられ、
楽しそうに話して頂きました。
このようにお客様の心に残るような事をしていきたいなぁって思った。
どうしたらいいのかはワシの頭ではよくわからないんですが、
いい仕事をするのも一つかもしれませんが、
それ以外の事があるように思えた。
ワシにはなかなか難しい事。
作る事ならいくらでもやれるんですが・・・
いくらいい物を作っても自己満足で終わるように思う。
勉強会に行っている成果を出さなくてわ。
ほやけどこんな事親父がやっとった事にビックリしました(笑)
ちなみに納骨室は普通の大きさで、まだまだ遺骨が入るのを確認させて頂きました。