この頃いろんな形のお墓が建っている。
昔のお墓のように、
そびえ立つようなお墓は少なくなりました。
逆にデザイン墓や洋墓の中には、
高さがめちゃくちゃ低いお墓も建っています。
お墓の高さが変われば、
使われる石の大きさや厚みも変わってきます。
さて昔のように大きくて厚い石を使ったお墓がいいのでしょうか?
それとも低くてスッキリしたお墓がいいのでしょうか?
今日は、
「お墓の石は、厚ければ厚いほど良い?」
について書いてみました。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
大きな石のお墓、
厚みがある石を使ったお墓は、
どっしりとして立派に見えます。
でも、いくら立派に見えても、
その場所に合った大きさにしないと、
逆にその場所で浮いて見えることもあると思います。
やはり墓地には、
その場所に合った大きさやバランスがあると思います。
もちろんこれは感覚的なことなんで、
人それぞれだと思います。
大きなお墓が好きな方もいれば、
背の低いお墓が好きな人もいる。
それでいいと思います。
大切なのは、
最後は家族みんなが納得できるお墓にすることです。
まだワシが若かった時、
あるお客様が、
工場に展示してあったお墓を見て、
「この一番上の石を10センチほど切ってくれるか。」
って言われた事がある。
しかも高級墓石、庵治石の特級。
まだ親父が対応していたんですが、
横で聞いていて、
「ほんまに切るの~、庵治石やで~!」
って、心の中で叫んでいました(笑)
でも今思うと、
お客様がそれをいいと思われたのなら、
それでよかったんだと思います。
その時は高さを低くされましたが、
高くても、
台石が分厚くても、
低くても、
その家族が気に入った形や大きさなら、
それでいいと思います。
囲いの石も同じで、
もちろん全体のバランスは大切ですが、
「厚ければ厚いほど良い」
というものではないと思います。
それに石を厚くしたり大きくしたりすると、
使う石の量も増えます。
立派には見えますが、
必然的に値段も上がっていきます。
だからワシは、
ただ大きくする、
ただ石を厚くする、
というよりも、
周りのお墓や墓地の大きさに合ったものを考える方がいいと思っています。
多少大きくても、
多少小さくてもいいと思います。
それよりも家族みんなが納得して建てて、
「またお参りに行こう。」
そう思えるようなお墓にしてほしいと思っています。