この前のブログで
「職人の目は水平器の様な物」
って書いた。
たまに地面が急斜面だったり
周りの景色でごまかされて
分かりにくい時がある。
そんな時に水平器は役に立ちます。
もちろん据え付けの時は必須です。
今日は水平器の事について書いていきたいと思います。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
どんな物でも据え付けをする時
水平器で水平を確認します。
これ国産の製品は良いんですが、
中国産の製品は、
水平器を置く所によって
水平が違います。
特に囲いの石の様な長い物は、
右の端と左の端では
全然水平が違う事があります。
ほんまに据え付けの時に困ります。
なのでそんな時ワシは、
オートレベル
ていう機械で四隅の高さを同じ様になるように据え付けています。

真ん中を気にしていたら
中国製品は据え付けられません。
お墓本体は水平器で水平を取ります。
一段づつキチンと水平を見て行きます。
国内加工の製品は
一番下の台さえキチンと水平を出しておけば
後は乗せて行けば
水平はキチンと出てきます。
そういうレベルの加工がしてあります。
中国製品はまあまあかな。
昔は本当にひどい加工で
現場で難儀した事もあります。
初めから傾いているなんてありえません。
キチンと水平を出さないと。
この水平器、
結構よくくるうんです。

大事に持ち運びしているんですが、
一度おいて
次に水平器の左と右を
反対にします。
水平器が合っていれば
一緒の様に玉がなるんですが、
くるってくると
反対の方に動きます。
初めは右が高いのに
回したら
左が高い
ていう風に。
高い方に玉が動きます。
なので定期的に直します。
ネジで直せるようになっているタイプの水平器を使ってます。
いつでも直せるように。
現場でくるっている時は、
水平器を回してみた時の玉の位置が
同じだけ真ん中からずれているかで
判断します。
ほんの少しの事なんで
ここは職人の目にかかってきます。
水平器がくるっていなくても、
玉の左右の線の中心に球があるかも
見ている人の目にかかってます。
どっちに回して見ても同じところに球がある水平器を、
「賢い」
って言ってます。
ワシだけかな?
なかなか賢い水平器には当たりません。
絶対くるわない水平器が一番欲しい物です(笑)