お墓は外に建てて使うものです。
天気のいい日もあれば、
雨の日もあります。
雨に濡れると石が水を吸い、
見た目の色が変わってきます。
今日は、
「お墓の石は、雨に濡れると見え方が変わる?」
について書いていきたいと思います。
創業天保元年 6代目 ものづくりが大好きな 兼子石材店 店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
石には目には見えませんが無数の小さな穴が開いています。
水をまいたり雨が降ると、
その穴に水分が入っていき
石の色が変わっていきます。
一言でいうと、
色が濃くなります。
乾いている時よりも、
色が深く見えます。
特に青御影石と言われる、
青みがかった灰色系の石は、
濡れると青みが増していき、
ほんまに綺麗に見えます。
雨の日だけでなく、
湿度の高い日なんかも石が水分を吸収して、
色が濃くなります。
ムシムシして雨が降りそうな日なんかは、
雨の日と一緒くらい濃くなる時もあります。
外にあるお墓は風の強さにも影響されますが、
工場の中にある展示品は風の影響もないので、
色が濃くなっている時があります。
一つ思うのが、
これはワシだけかも分かりませんが、
外国産の青御影石の中には濃くなりすぎて、
日本の石の様に綺麗に見えにくいような気がします。
湿気の多い日には、
工場に展示してある外国産の石の中には、
石の表面に水分が付いて、
汗をかいているような感じになっているものがあります。
雨のひどい日にはベタベタになっていることもあります。
原因が石の吸水性によるものなのか、
石の種類によるものなのかは分かりません。
全部の外国産の石がそうなのかは分かりませんが、
うちの工場に展示してある外国産の石の中には、
実際にそうなる石があります。
そこで、
「乾いた時の色だけでお墓を決めてもいいのか?」
と言う事になってくるのではないでしょうか。
ワシは基本的には、
乾いた状態の色を見て決めればいいと思っています。
ほとんどの方が天気のいい日にお参りされると思います。
お墓に水をかけても、
そんなに早くしみこみませんし、
それくらいの量の水では、
なかなか色が変わらないと思います。
ましてや暑いお盆や秋のお彼岸でしたら、
しみこむまでに乾いてしまうと思います。
なので、
そんなに濡れた時の色まで気にしなくてもいいとワシは思います。
でも、
「雨に濡れたらどんな色になるんやろ?」
と気になる方は、
石材店でサンプルを一度水に濡らして、
見せてもらってもいいのではないでしょうか。
少し時間はかかりますが、
乾いている時と濡れている時の両方を見て、
判断することも出来ると思います。
お墓は外に建てるものなので、
晴れの日もあれば雨の日もあります。
天然の石は、
天気や湿度によっても見え方が変わります。
そんな所も、
石の面白いところなのかも分かりませんね。