
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
この間知り合いの「滋賀職能大」の先生と話しする機会があった。
いつもはしょうもない話ばかりしているんですが、その日はなぜかしょうもない話の後「技能五輪と技能グランプリ」の話になった。
職人の世界のオリンピック「技能五輪」
技能五輪全国大会は、国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に、技能競技を通じ、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して技能の重要性や必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成に資することを目的として実施する大会です。
なお、技能五輪国際大会が開催される前の年の大会は、技能五輪国際大会において競技の実施が見込まれる関連職種に係る選手の選考を兼ねています。
ワシが出場した時は年齢制限が21歳までやった。
それと石工の全国大会が出来たのがワシが受けた時が初めてでした。
愛知県選手団で東京の開会式に行ったのを覚えています。
全国大会が無い時は、県大会で優勝すれば世界大会がある年はそのまま出場できました。
今は石工の参加が減り何年か前から石工の種目が無くなりました。
そう言うと先生が「今はなくなっていいる種目が増えてきた。」と言っていた。
石屋だけやないんやなぁ。
職人が育ちにくい環境になってきています。
それと「技能グランプリ」
来年は2月27日(金)から3月2日(月)まで大阪で開催(インテックス大阪他)!
技能グランプリは、特級、一級及び単一等級技能士を対象として、技能競技を通じ、日頃から研鑽を積んだ技能を競うことにより、一層の技能向上を図るとともに、その熟練した技能を広く国民に披露することにより、その地位の向上と技能の振興を図ることを目的として実施する大会です。
この大会の石工の種目はワシが所属している全国石材技能士会が担当している。
昔に何回か「出ろ!」と滋賀県の先輩石屋さんから言われた事がありましたが、競技と言うものに全然興味が無いので断り続けました。
今でも「出ろ!」と言われても全く興味がないです。
そんな事ではだめなのかもしれませんが。
今の所参加者もいるのでいいんですがそのうち技能五輪の様に石工の種目が無くなる日が来るかも分からない。
そうならない様にみんなで頑張らないといけない。
技能を絶やさないためにも!
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