このブログはわしがブログを始める前にfacebookページで投稿したものです。 ブログとして残しておきたいので書き直します。 多少言葉を変えて書くところもございます。 平成27年( 2015 )の話です。
平成27年12月15日・19日投稿
宝篋印塔(供養塔)の塔身の四方に梵字を彫ります。
宝篋印塔の梵字 今回は金剛界五仏を彫ります。 金剛界・曼茶羅 中央五仏のうち四方は梵字 中央・大日如来(梵字は彫らないけど塔身の中央と見立てる)
東 阿閦如(あしゅくにょらい) (ウン)
西 阿弥陀如来(あみだにょらい) (キリーク)
南 宝生如来(ほうしょうにょらい) (タラーク)
北 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい) (アク)
塔身の中央 大日如来(大日如来) (バン)
小たたきした塔身に墨で下書きをしました。
本当は全部仕上がってから一番最後に彫る予定でしたが、
「滋賀県ものづくりフェア」で薬研彫りの実演するために先に彫る事になりました。
その段取りのため先に梵字の下書きをしたわけです。
薬研彫りの途中の写真撮り忘れました。
工程は エアーハンマーのノミで形を作り エアーハンマーのコベラで切っていくって感じです。
では完成写真です。
東 阿閦如(あしゅくにょらい) (ウン)
西 阿弥陀如来(あみだにょらい) (キリーク)
南 宝生如来(ほうしょうにょらい) (タラーク)
北 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい) (アク)
梵字のまわりの円を月輪(がちりん)と言います。
月輪とは 完全に円形の月。仏の知恵が欠けることなく円満であること。 衆生の菩提心などの象徴とされることが多い。
と、辞書などに書いてます。
この月輪作るにに結構手間がかかる。
ただの丸にしか見えないけど。
たかが丸されど丸。
新円にに作るのは難しい。
これで塔身ほぼ完成!
庵治石なだけに綺麗に仕上がりました。
これだけの深さで薬研彫りするとめっちゃかっこええなぁ。
自画自賛ですが(笑)
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