
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
氏神様である沙沙貴神社!
全国の佐々木さん、佐々木源氏の氏神様として崇拝されている神社。
そんな由緒ある神社の草むしりに行って来ました。
広い境内を氏子の12町で分かれての草むしりです。
この沙沙貴神社、氏子という事もあってうちの店でいろんな仕事をさせて頂いて来ました。
一番大きいのがこの狛犬。


本体だけで4尺5寸。
20代の後半に還暦記念で作らせて頂きました。
手水舎の龍の蛇口。
これも還暦記念でした。

鶏。
これはうちの近所のおばあさんの何記念やったかは忘れましたが作らせて頂きました。
この鶏はこれを見て作って欲しいと言う人がいて、作らせて頂きました。
確か皆さんもよく知っているチェーン店の社長さんでした。

うちの親父の還暦記念に作らせてもらいました。
本当は上に上げた4尺5寸の狛犬が上げたかったんですが三つ上の人達が奉納されたので小宮さんの入り口の2尺の狛犬になりました。


八角形の社の台です。
毎年の恵方に社が向くようになっています。

この社標は裏門の入り口に立っています。
親父が作ったものです。

この社歴と台石も親父が作ったものです。

表参道・東参道と彫ってある石も親父が作りました。
自分の手で指さして、それを見ながら作ったと言っていました。

これはワシのおじいさんが作ったものです。
「乃木大将御手上松」
昔なんですべてが手加工です。

「裏に作った人の名前を入れとけ」と言われたんでおじいさんの名前が彫ってあるんですが、
それの字がまあまあ大きい(笑)
「どっちが奉納したかわからんなぁ。」と言われてたと親父が言ってました(笑)
この他にも色々と仕事をさせて頂いてます。
ちょっとした展示場です(笑)
今年わしも還暦。
昔の人みたいな馬力がないなぁとほんまに思う。
と言うか、昔の人は馬力があると言うか氏神様やお寺の事も文句を言いながらもキチンと色々な事をやってきている。
「おかげ」と言う気持ちが今の人より強いのかなぁ。
気持ちがあっても奉納するって言う事はまた別の様な気がする。
もっと神様、仏様のこともしっかりと考えていかないとあかんなぁ。
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