
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
あっという間に最終日。
この日も奈良県の大上石材店さんと一緒!
とりあえず二人で昼飯を食べに行き、
今回の東京遠征の最後の目的!

に行って来た。
何が目的なのかと言うと、
神戸の第一石材さんが建てて、
石材業界の新聞、本にも掲載されたお墓を見に行くため!
大分前に能島社長から話を聞いていたんですが、
やっと行くことが出来ました。
神田から乗り継いで到着したのがこの駅

初めて降りました。
電車降りてすぐと聞いていたんですが、
2人でナビを検索。
「こっちやなぁ。」
という事で歩き始めるとすぐに寺標が。

ほんまにメチャクチャ近い。
たまたま写真には写っていないのですが、
結構多くの人がお参りされていました。
門をくぐり

進んでいくと庭が綺麗で紅葉を見に来られている方も大勢いました。

しかも庭が広い。
二人で石談議をしながら歩いているんですが、
広すぎてなかなか墓地にたどり着かない。
こんなに大きなお寺だと専属の石屋さんがいそうなもんなのに、
神戸からすごいなぁと思うほどのお寺でした。
いくつものお堂があり、
本堂を通り抜け

またいくつかのお堂を抜けたら
ようやく墓地が

またこの墓地が広い。
墓地の地図があったんでそれを見ながら探し始めました。
あった!

墓地全体が広いせえか6㎡と聞いていたのにあまり広く見えませんでしたが、
立派な墓石でした。
色々と勉強させて頂きました。
緑色の石がワシが初めて実物を見た
「備中青御影」
ええアクセントになっています。
すべて日本の石なんてなかなかうちの店ではない仕様で、
うらやましい限りです。
家紋もこだわっておられるようでした。

ちょっとないええ墓石でした。
その後墓地を探している時に気になっていた供養塔を見に。

大きくて立派な供養塔でした。
手加工にもかかわらず、
綺麗に角も出ていました。
何時頃立ったのか裏の年号を見ると、

「皇紀二千六百年五月八日」
と彫ってある。
2人で「何時やねん」
と言いながら見ていましたが、
文字も綺麗に彫ってありました。
家に帰って調べると、
「西暦1940年」
と出た。
昭和15年なんやと分かった。
道具がまだまだない時代に綺麗に作ってありました。
この日もいい勉強が出来ました。
帰りは周りも暗い時間、
当然富士山は見えませんでした。

次に東京に行く時は見れますように!

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