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「墓石の据え付け(耐震・免振)のやり方と思う事!」

「墓石の据え付け(耐震・免振)のやり方と思う事!」

創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。

うちの店では岡崎の修業から帰って来た時の据え付けは、

・地盤をランマーと言う転圧する機械で固める

・モルタル(砂とセメントを混ぜたもの)囲いの石を据え付ける。

・囲いの石の中を土や石で埋めてモルタルで墓石を据え付ける。

と言う今では考えられない様な据え付け方。

それがどの石材店でもやっている普通の据え付けでした。

・それから少し掘って砕石を入れて地盤を固めモルタルで据え付けする様になった。

その次に掘って砕石を入れて地盤を固め基礎を打つようになり

今ではそこに鉄筋を入れて基礎を打っている。

墓石本体もボンドを使う様になってきた。

と言う様に変わって来た。

この間の勉強会で話を聞いて、今までよりもっとやらなくてはならない事が増えてきた。

もっと色々やらなくてはいけない。

据え付け方で一番違うのがボンドの種類。

聞いた事もないボンド

その他色々な事を教えて頂き、色々な物をポチって買った(笑)

物はそろった!

後はそれを使って据え付けをするだけ。

はじめて使うのでどうなるか分かりませんが

写真撮っといて見てもらおう。

石屋を初めて約40年!

進化を続けているつもり。

何をするにしても進化していかないと。

段々地震にも負けない様なガチガチの据え付けになってくる。

移転するのも大変な据え付け方。

何なら一回つぶして新しく立て直さないといけない様な据え付け方。

いいのかどうかは別にして。

大地震なんかが来た時「震度7までは大丈夫です。」みたいなうたい文句がある商品がある。

ワシは自然の力と言うのは人間が考えている以上の力があると思っているので

あんまりと言うより、

全然信用していない。

色々な実験もされていて、何にもやっていないワシがいうのもなんですが。

そういう考えがあるのでお客様に耐震の事は自信をもって

「大丈夫です。」

とはよう言わない。

と言うか、

よう言えない。

なんでも自分が納得できない事はお客様にも自信をもってお勧めできない。

なんせ人間対人間でも難しいのに自然相手なんかは余計に難しい。

ワシは今会の勉強会で聞いた事をお客様に進めてみて、

やりたいと言うお客様にだけ

教えて頂いた事のすべてをやろうと思っている。

でも岡崎から帰ってきた時よりは何倍何十倍もいい据え付け方に変わってきています。

とりあえず勉強会で聞いた事の中で完璧の一歩手前までの据え付けはやって行くつもりです。

また色々と聞きに行きたいな。

兼子石材店進化するのみ!(笑)

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