
創業天保元年 6代目 兼子石材店 ポンコツ店主が書く 自分の想いと自己満足劇場のブログです。
滋賀県石材組合連合会の50周年記念事業部会に参加してきた。
ワシはなんか知らないけど50周年実行委員長なので参加してきた(笑)
今回昔ながらの加工を後世に残すのには今のワシら世代が最後。
という事で、
石を綺麗な面に作る工程を、
工程ごとに作って滋賀県の琵琶湖博物館に寄贈すると言う事になり、
みんなで作り始めました。
ワシは作っている所を動画で撮られると言う、
めちゃくちゃ緊張する作業をさせられる事になっている。
なので今日はほぼする事がない。
この日は豆矢と言う道具で石を割ってくれと言われたのでその道具だけ持って行きました。
自分のやる事をする前に皆のやっているのを見て、
あまりにも下手すぎ。
思わずワシが作ってしまいました。
でもそんな事するつもりではなかったので自分の道具を持って行ってない。
今日みんな仕上がらなかったのでもう一日集まる事に。
次回は自分の道具をもって作るつもり。
一般の人には分からないと思いますが
仕事が出来る人が見れば一発で分かる。
ワシもそんなに上手ではないんですが、
他のやつよりかはましやと思う。
なんせワシの岡崎の修業時代の大先輩がメチャメチャうますぎ。
あんなん見たらちょっと仕事が出来る位では、
「何言うとるねん。」
て言う位のレベル。
その大先輩の作る所を見たのが岡崎に行って3年目くらいの時。
もっと早く見たかったなぁとその時思った。
もう3年目で失敗出来ない(後輩の前で失敗できない)と言う変なプライドで中途半端なと技術で岡崎の修業時代が終わった様に思う。
もっと失敗してもいいので思いっきりやっておいたら良かったと岡崎から帰ってから思っていた。
今からでも遅くはないかもしれないけれど、
そういう仕事が少なすぎる。
でもそう言う仕事があった時はなるべくその先輩に近づける様に頑張っている。
この記念事業もワシが持っている技術を出しきれるように頑張りたい。
なんせ博物館に展示と動画公開やし
色んな人に見られる。
色々な人に見られるのは恥ずかしいのですが
頑張って作ります。
写真は50周年の記念式典が終わるまで載せられません。
出来上がりは琵琶湖博物館まで!

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